硬式テニスはソフトテニスと同様に2対2または1対1となりプレイヤー同士がボールをネット越しにラケットで打ち合う球技。です。この記事ではそんな硬式テニスのルールや基礎知識を紹介していきます。初心者の方は是非参考にしてください!
使用器具・コートの基礎知識
ボール
硬式テニスでは直径6.54〜6.86cm、重さは約58gのボールを使用します。また高さ254cmの高さからボールを落下させた時に、134.62~147.32cmバウンドするものを使用しなくてはいけません。
ラケット
硬式テニスの公式試合では、ラケットのフレームは全長73.7cm、全幅31.7cm以下、打球面は全長39.4cm以下、全幅29.2cm以下のもので、日本ソフトテニス連盟に認定されたラケットのみ使用可能になっています。
コート
硬式テニスのダブルスコートの規格は、縦のラインの長さが23.77m、横のラインの長さが10.97mです。シングルスのコートの規格は、縦のラインはダブルスのコートと同じ23.77m、横のラインは8.23mです。
テニスコートを形成しているライン名は上記の通り。また、テニスコートのラインは、すべて同じ色で、かつコートサーフェスと区別できる色にしなければなりません。多くは白色が使われています。
硬式テニスのルール
試合のルール
硬式テニスの試合では最大3セットマッチで、先に2セットを取ったほうが勝ちとなります。また1つのマッチは4ポイントで取得できるゲームを先に6つ取得したほうに与えられます。セットマッチが1-1になった場合に3セット目に突入するので、最大3セット行われることになります。
サービス・レシーブのルール
サービスとレシーブは1ゲーム終わるごとに相手と交替します。サイドのチェンジは、 奇数ゲームが終わるごとに行います。ファイナルゲームは、相手と2ポイントごとにサービスのチェンジを行います。サイドのチェンジは始めの2ポイントが終わった後で行い、その後は4ポイント終わるごとに行おこないます。
サービス
サービスはサイドライン及びセンターマークのそれぞれの延長線の間でベースラインの外で行います。サービスは、ネットに向かってセンターマークの右側の場所から左側のサービスコートへ、次はネットに向かってセンターマークの左の場所から、右側のサービスコートへとかわるがわる行います。2人のプレーヤーは同じゲーム中に、2ポイントずつかわるがわるサービスを行います。
サービスがサービスコートに入らなかったときはフォールトになります。第1サービスが入らなかったときは、第2サービスを行おこないます。第2サービスも入らなかったときは「ダブルフォールト」となり、1ポイントを失います。
また、サービスしたボールが、ネットやネットポストにあたって正しいサービスコートに入ったときは「レット」となり、そのサービスをやり直します。
レシーブ
正しいサービスコートに入ったボールが、ツーバウンドする前に相手コートに打ち返します。ダブルスの場合、1ポイント目のレシーブはペアのうちどちらかが行います。2ポイント目は1ポイント目でレシーブをしなかったプレーヤーが行います。この後はこの順序でレシーブを行います
レシーブしたボールが相手コートに入らなかったり、空振りしたときは失ポイントとなります。サービスしたボールが直接レシーバーのラケット、からだ、ユニフォームなどにあたったときは失ポイントになります。
試合の進み方
試合開始前
トス
まずはアンパイヤー、プレーヤーともネット中央付近に集まりあいさつをします。
続けてトスを行います。相手とジャンケンをして、負けた方がラケットの公認マークを相手に見せて、ラケットをコート上に立て回まわします。ジャンケンに勝かった方はラケットがたおれる前に、「表」か「裏」か宣言して言いあてたらトスに勝ち、言いあてなかったら負まけで相手てが勝ちとなります。トスに勝った方が、サービスかレシーブ、又はサイドを選えらびます。トスに負けた方は、相手が選えら
ばなかったものを選びます。
マッチ前練習
サービス、レシーブ、サイドが決まったら、プレーヤーは練習をします。練習時間はふつう1分以内
となっています。
マッチ開始
正審はコールして練習をやめさせ、プレーヤーをマッチ開始の位置につかせます。正審がクラブ名や県名等プレーヤー名をコール後マッチを始めます。正審は第1ゲームが終了後「ゲーム、チェンジサイズ」とコールします。続けて「ゲームカウント○-○」とコールして第2ゲームを始めます。第2ゲームが終了後「ゲーム、チェンジサービス」、「ゲームカウント○-○」とコールして第3ゲームを始めます。この後は同じように(奇数ゲームが終われば「ゲーム、チェンジサイズ」、偶数ゲームが終われば「ゲーム、チェンジサービス」とコールして)進めます。5ゲーム(7ゲーム)マッチの際は、ゲームカウントが2-2(3-3)となったタイミングで「ゲームカウントツーオール(スリーオール)、ファイナルゲーム」とコールして始めます。
マッチ終了
正審はマッチが終わったら「ゲームセット」とコールして審判台をおり、副審、プレーヤーもマッチ前のあいさつをした位置に集まります。正審が「○対○で○○ペアの勝かちです」と宣言後、プレーヤー同士、そしてプレーヤーとアンパイヤーがあいさつをし、プレーヤー同士あくしゅをしてマッチは終了となります。
おすすめアイテム
ラケット
ヨネックス Ezone 26
初心者でも使いやすいソフトテニス連盟公認マーク付きラケット。日本ソフトテニス連盟公認(STA)マークがついておりますので、公式大会で使用することが可能です。
価格 | 7920円 | 素材 | カーボン+VDM |
グリップ | 細 | レベル | 初心者 |
ヨネックス Ezone 100
柔らかい打球感と軽快な弾きで飛ばす、快速スピードボール、強烈なパワーで攻める、オールラウンドモデル。
価格 | 23000円 | 素材 | グラファイト |
グリップ | 細 | レベル | 中・上級者 |
シューズ
価格 | 8712円 | ソールの厚さ | 2.5cm |
ヨネックス パワークッションソニケージ2MAC
新形状シャンクパーツで蹴り出す軽量・柔らかな軽快スピードモデル。ファンクショナルアッパー+新形状TPUシャンク+パワークッションプラス。
価格 | 5967円 | ソールの厚さ | 4.5cm |
ヨネックス パワークッション105
衝撃吸収性と反発性の向上により、さらに加速するフットワークが可能に。
コメント